【ブログ】選挙は買い?

衆議院総選挙が行われるということで日本大使館から以下のメールが来ました。
第48回衆議院総選挙の在外公館投票の実施について,以下のとおり御案内いたします。
○公 示 日:10月10日(予定)
○国内投票日:10月22日(予定)
○在外公館投票:10月11日から10月16日まで(予定)
○在外公館投票時間:午前9時30分から午後5時まで
○投票に必要なもの:在外選挙人証,旅券等の身分証明書

ということで日本では選挙関係のトピックで一杯になっているのでしょうか?
いろいろな人と話をしてもどうもそんな状況のようには思えません
何に対して国民の信を問うのか?
ピンとくるところがない感じです。

選挙は買い?

証券マンだった頃、株式市場の格言で「選挙は買い」というのがあったように思いますが、ここは買いなのだろうか?とふと考えてしまいます。アメリカでは金利を上昇へと政策を変更し、量的緩和を終結し保有資産の縮小を始めるということです。一方で、日本では継続して低金利(マイナス金利)政策をとり、日銀が国債を買い続けています。いつまで買い続けられるのでしょうか?その試算はいくつかの機関が出しているようですが、いずれにしても時間の問題のようです。もし、このタイミングでヘッジファンドが日本国債に売りを仕掛けて来たらどうなるのでしょう。そんなことはないという論調はありますが、実際に日銀が国債を買えなくなるというタイミングになれば投機筋の中で勝負に出てくるところもあるかもしれません。それが一度成功方向に動くとそれまで検討していたプレーヤーが相乗りして来ます。

マーケットを見る上で興味のある選挙

株式、債券、為替のトリプル安というのは必ずしもすべてが同時に起こるということではありません。どこか一つが狂い出して、他も連れ安するということだろうと思います。ここ数年は円安=株高といった流れでしたが、円安=株安という流れも十分に考えられるのではないでしょうか。

今回の選挙、信を問うテーマには欠けているように思いますがマーケットを見る上では興味のある選挙になりそうです。

熊田昌彦/MAC


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