勢い【ブログ】

今、シンガポールでホテル隔離をしていますが、投資先からTELがかかってきて、いつチェックアウトするかと聞かれました。日にちを言うとチェックアウト日にディナーどうですかと誘われました。そんなに慌てて会わなくてもいいのではないかと言うと、とにかく会いたいみたいな感じです。話したい内容は予測がつくのですが、資金調達の話です。非常に会社の業績がよく資金ニーズがどんどん出てきます。

すごい勢いで来るので少々辟易とするところもあるのですが、先日世界各国のGDPの推移というのを見ていたら、1990年（約30年前）と比べて日本のGDPって1.2倍にしかなってないんですね。というか成長していないということです。その間、シンガポールは7.1倍、中国は47倍だそうです。ちなみにアメリカでも3.6倍です。GDPで見るとシンガポールは日本の７倍成長しているということです。

その成長する経済の中にある企業がどのぐらい成長したか。また個人がどのぐらい豊かになったかということを考えれば、スタートアップの企業がどのぐらい必死で資金を調達し、成長に向けて努力しているかということは想像に難くないと思います。

とにかくビジネスを大きくしたいというガツガツした勢いがそのままGDPになって現れてきているのではないかと思います。日本人がのんびりしている間世界各国は急成長しています。日本はリッチな国だとか安全な国だとか言って喜んでいたら、ある時世界から取り残されていることに気がつくことになるでしょう。

熊田昌彦/MAC

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