なぜ日本人は資産運用をするべきか

日本ってそんなに安いわけがない

昨年2023年辺りから世界が日本を投資対象としてみています。そんな中、日本人はますます資産運用をやらなければならない状況下におかれています。

その理由は二つあります。

<日本人が資産運用をやるべき理由>

理由1:日本にインフレ到来
理由2:人生のカタチが変化した

今回は理由2の「人生のカタチが変化した」からについて、もう少し詳しく述べてみたいと思います。

資産運用

人生のカタチが変わった

生前、父は55歳で定年となり、その後に就いた仕事について、面白いエピソードを話してくれたことがありました。その時、私はすでに58歳。新しいビジネスを毎日考え、「次はどんな新規事業に投資をしようか?」「 5年後こんな形にしたい」「ヘッジファンドの魅力を広めたい」というような事ばかりを考えている時でした。

「55歳で定年」なんてまったく想像できなかったのです。ここ最近は65歳を定年退職年齢と考えている企業も増えているからです。私はここで「人生のカタチが変わった」=この定年退職年齢が伸びたという単純な事をお伝えしたいのではありません。

人間の寿命は長くなり、健康な身体を持つ「高齢者(そもそもの定義が難しいところですが)」が増えました。日本政府としても高齢化の進む日本にて生産性を維持するために、より高齢まで仕事をすることを求めるようになっているのは周知のことです。「高齢者」側も年金額も減ることになり、その減額分を補うためにも長く働かなければいけないという現状があります。

戦後、高度成長の時代があり、一時期の経済繁栄を経験した日本は、金太郎飴と言われる仕事ぶりでみんなと同じ仕事を一生懸命頑張り、より多く生産することを目標としてきました。同じ給与および年金制度の元で一つの会社に属し定年を迎え、老後という時期を迎える。みなが同じなので、何も考える必要はなかったかもしれません。しかし、完全にそういった時代は変化し、無くなったと言えるでしょう。人生のカタチが変わったのです。

今はどんな時代?

●転職が当たり前の時代となり、どんどんと仕事が変わっていきます。

●起業を考える人も多くなり、実際独立して起業をする人の数も増えてきています。

●ビジネス環境の変化は非常に早くなり、新しいビジネスの出現、成長そして衰退のサイクルはとても早くなってきています。

●学びにも変化が出てきています。一度学校を卒業し、就職した後に環境の変化から新しいビジネスが生まれ、それを勉強するために再度学校に行くことも今では特別なこととは言えません。私の周りでも40~50歳代で学校に通っている人が何人もいます。

●SNSの発達により、海外とのコミュニケーション・情報の収集が簡単になり、人生の舞台が【日本】という枠にとらわれず、世界になってきているということです。私のように【海外】で暮らし、仕事をするということも珍しい時代ではありません。

つまり、

【学び→働き→老後を迎える】
という単純な人生のカタチが、

【学び→働き→また学び→また働き→老後を迎える代わりに資産および知識・経験を元に起業→また学ぶ】
というカタチが当たり前になってきているのです。

いまの20代、30代の人にはこの変化を理解するのが難しい可能性があります。なぜなら既に変化している環境にいるからです。しかし、50代の方には完全に理解できることではないでしょうか。

何を目的とした資産運用か

人生のカタチが変化してくると、【資産運用】をする目的と意味に幅が広がります。

●老後資金を貯蓄するため

●勤めている企業での定年後の起業資金を作るため

●海外のMBAで再度勉強するため

●老後の海外移住のため

●子孫への教育資金を作るため

海外を基準に考え、世界の経済を意識し、強い為替/通貨による運用は重要なテーマになっています。世界の株式や金利も外せないポイントです。「そんなの難しい~。」とか「分からない。」とか言っている場合ではありません。

強い通貨の国の人たちはどんどんリッチになっていくので、これ(資産運用)ができないと相対的に貧乏になっていくという仕組みです。

現在、外国人が日本に旅行に来て「日本は何でも安い!」と感じていることを知っておかなければなりません。もちろんサービスの質に対しての費用対効果が高いという意味での安いという高評価もあるかもしれません。しかし、私がバックパッカーで世界を歩いていた頃、新興国を旅すると「とにかく安い」と感じていました。これと同じ感覚を今、日本を旅する外国人は感じているかもしれません。そう感じられる安い価値のものにならないためにも【資産運用】をやらなければいけないのです。

✓資産運用とは、老後まで蓄えた貯蓄を取り崩し、ただ消費するだけのために行うものではありません。

✓資産運用とは、年齢が上がってからも生産性を保ち、新しい価値を増やし続けるためのものなのです。

難しく考えないで下さい。消費するだけの人生より、増やす事に挑戦し続ける人生の方が楽しめるのではないでしょうか。

私の周りにも想像できないぐらいの大きな資産を作った方がたくさんいらっしゃいます。彼らはまだまだ働いています。そして新しいビジネスにチャレンジしています。その方が楽しそうに見えるのは私だけではないと思います。

人生のカタチは既に変わっていて
さらに変化し続けます。

あなたはどんな未来を描いていますか。それは楽しそうですか。今一度「私にとっての資産運用の目的」を振り返ってみる事をおすすめいたします。

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熊田 昌彦/Masahiko KUMADA

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