シンガポールオフィスにて、
先日、私が師と仰ぐIT(Web) 関係の上場会社の社長と
お酒を飲みました。
(私にとって師というのは、人生及びビジネスの中で考える
ことがあった時、この人ならどう考えるか、どう行動するかと
私自身の頭の中で常に問いかける存在です。)
私が書いているブログの中で2016年の3月28日に書いた
「新入社員」というタイトルのものをほめて頂きました。
(私はほめてもらったと思っているのですが??
ご本人も読んでいると思うので違っていたらすみません。)
http://mm-consulting.co.jp/mailmagazine/141/
社員の方に見せていただいて、
話題にしていただいているということでした。
内容は、私が証券会社の社員で教育係だった時の行動についてです。
これが、IT(Web マーケティング) のプロにほめられた
というのが嬉しいのです。
IT(Web)をベースとしたビジネスをやらなければならないと思い、
様々な人に教えてもらい、
勉強しているのですが、
先日ふと気づいたことがあります。
IT (Web マーケティング)って、対面の営業・マーケティングと
同じだなと思ったのです。
例えば、私が名古屋の営業部だった頃のお医者様開拓を例に説明します。
1. 対象先:緑区の開業医
名古屋の緑区は、地下鉄の関係で車でないと行きづらく、
当時、証券会社の飛び込み営業も少ない。
そこの開業医だけに対象を絞り込んだ。
Webマーケティングでは
一度Webを公開するとすべての人が見ることが可能と
なるわけですが、マーケティングの対象を絞り込み、
その人あてのメッセージを送る、
その対象先に届く送り方を考える。
2. まず資料を送る。
わかりやすく「〜〜在中」みたいに封筒に赤で書く。
そして封筒は開けやすいように
封筒を閉じるところの真ん中のところだけちょっとノリづけする。
Webマーケティングでは
読んでもらうために、
読み手(対象の人)が興味を持つワードをちりばめサイトを見てもらい、
そこには、さらに興味のある内容のクリック場所があって
売り手側の買ってもらいたい商品、もしくは読んでもらいたいコンテンツに移る。
3. 電話をする。
開業医の場合、昼過ぎぐらいの時間しか電話に出られない先生が多いので、
昼過ぎぐらいに電話をする。
当時、そうは言ってもほとんど電話はつながりません。
そして、20件に1件ぐらい電話がつながりすこし話ができる。
そしたら、その曜日と時間を分単位までメモする。
そして翌週のその曜日のその時間(分単位)に再度TELすることによって、
電話がつながる確率が上がる。
Webマーケティングでは
どんな言葉を使うか?
いつアップするか?
どのメディアに出すか?
をやってみて、効果を検証して一番効率の良いところを見つけ出す。
一番効率の良いところに再度アップする。
4. お客様にアポイントが入って話すときは、
第一印象を大切に、
難しい言葉を使わず分かりやすく話す。
Webマーケティングも同じこと、
そのビジネスにあった雰囲気のあるサイトで、
短く分かりやすく説明する。
こういったことがまだまだあるのですが、
Webというメディア(媒体)を使って、
いわゆる対面の営業と同じことをやるんだなと理解したのです。
人間ですから、媒体(メディア)の違いはあれど、
電話と訪問がWebサイト上の言葉や画像に代わるだけで
根本的なところは同じなんだと思います。
多分、IT (Web)の社長はその点分かっていたのでしょう。
それと、現在のビジネスでは、
新入社員が入ってきたと同時に
全員がWebマーケティングをするので
気がつかないうちにWeb上でそれを行っているのだと思います。
私自身、まだ始まったばかりですが、
ITシステムをプログラミングするわけではないので、
今までの経験をベースにやれるのではないかと思っています。
私が一番苦労しているのは、
新しいものに挑戦する時、
自分自身を変えなければいけないということです。
今までと同じ行動をしていては誰もが1日24時間しかない以上、
新しいことなんてできないわけです。
そうなると、24時間の中の行動を変えるしかない。
朝、5時起床。
まず、私が変えたことです。
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