今、バタム島に行くフェリーの中で書いています。
先日、フィリピンの新大統領が決まりました。
ダバオ市長のドウテルテ氏です。
2年ぐらい前に聞いた話ですが、
(ここからは聞いた話。うわさです。)
汚職に対する政策が過激で、
個人的に犯罪を処罰する組織を持っているということです。
言ってみれば私刑団を持っているということですね。
汚職をすると殺されるといううわさがあり、
このダバオ市のタクシーの運転手は決してぼったくりをしないそうです。
フィリピンでぼったくりがないなんて!
そんなのありえないという感じです(笑)
フィリピンというのは日本以上の島国ですが、
島国であるがゆえに島と島を結ぶ船には必ず権益が発生します。
それをめぐって賄賂や汚職がはびこるわけです。
私もかなり前にマニラの空港で、警察官みたいな人が来てこの書類書いたか?
というので書いてないと言うと、
俺が書いてやるからパスポートだせというので
パスポートを見せて書いてもらったら、USD10ドルというのです。
まだ若かったのでふざけるな!と、あーでもないこーでもないと言って
結局1ドル払いました。
この国から賄賂、汚職がなくなったら強烈に伸びるパフォーマンスがあると思います。
・人口:1億人
・平均年齢:23歳 (周辺国と比べ圧倒底に若く、いわゆる労働力が経済成長を押し上げる「人口ボーナス」が当面続くと予想されます。)
・アジア圏でもトップクラスの英語力
最後に日経新聞にあったドウテルテ氏の過去の発言集です。
(アメリカのヒルトン氏に通じるところがあるようにも思うのですが。)
「(犯罪者は)必要であれば殺す」
「人権を保護する法律などないと思え」
「帰れ。もう来るなと言ってやりたかった」(ローマ法王がフィリピンを訪れた際、渋滞が悪化したことについて)
「水上バイクに乗って行き、フィリピンの国旗を立てる」(中国が南シナ海に造成した人工島について)
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