世界のお金持ちがやりたいこと【ブログ】

【誰がビリオネア?】

「ビリオネアとはどういうものかということを説明せよ。」
かなり前のことになりますが、英会話レッスンの先生から問いが出されました。
それを説明すると次の質問をされました。
「代表的なミリオネアは誰ですか。」
誰と答えれば良いかなと少し間をおくと、
先生が「ビルゲイツとかウオーレンバフェット」と促してくれます。
先生のマニュアルの中に代表的なお金持ちとして
この二人が書かれていたのだと思います。
確かにお金持ちのイメージはそんな感じでしょう。

 【別なお金持ちのカタチ】

しかし、私が思うお金持ちというのはもう一つ別なイメージがあって、中国、インド、タイ、フィリピン、インドネシア、ロシア、中南米のような国にいる。なんでそんなにお金を持っているのかわからないようなお金持ちです。彼らは、どこの国にもいます。
発展途上国の国名を聞くと
お金持ちがいるようなイメージが持てないかもしれませんが
強烈なお金持ちがいます。仕事上考えるのですが、
彼らは資産についてどういったことをしたいと考えているか?
1. 資産を海外に出したい
 とにかく資金を外に出したい。その国の財政状況や政府の情勢が安全とは言えないということを知っている。
2. ドルで持ちたい
 持てるなら、米ドルがよい。自国の通貨を信用していない。
3. レバレッジを使って運用したい。
 お金を借りてでもお金を持つことがお金持ちと考える。出来る限りのレバレッジをかけたい。
4. 資産継承・相続をうまくやりたい。
 お金を稼いだ時に払う所得税や法人税がある程度、取られることは仕方がない。しかし、税金支払後の資産にまた税金をかける相続税だけは納得いかない。

【ユニバーサルライフ/ジャンボインシュランス】

海外において、こういったお金持ちのやりたいことを
実行するために使われているのが
ユニバーサルライフ/ジャンボインシュランス(生命保険)です。

<ポイント>
1. オフショアで保険に入れる
2. ドル建てである
3. 生命保険なのですが、それを担保にお金を借りることができる
4. オフショアの税制を使って資産継承・相続ができる

ということから相当な需要があります。

この需要の多さ・金額も話を聞くと驚くような数字が出てきます。
日本の富裕層も利用していますが、桁が違うという感じです。

日本人と外国人、
その置かれた環境の違いや国民性から
お金に対する考え方は違うのかもしれませんが
彼らの行動も見習うべきところがあるのではないかと思います。

※日本居住者はストレートに海外の保険に入ることができませんので、
居住国に応じてスキームをつくることになります。

熊田昌彦/MAC


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