インスパイアー【ブログ】

もう８月も後半に入りました。

コロナが始まってからというものほとんど家から出られず、
日本以外の海外にはほぼ２年行っていません。
月に２回海外に行っていたのがほんと夢のようです。
この間、もっぱらインターネットで情報を取り発信する日々であり、
これじゃあどこの国に居ても同じじゃないかと思ってしまいますが、
机の前にいる時間が長い分、海外のメディアをじっくり検索することが出来、
データで見る外国から見た日本の特別なところを余計に感じるようになりました。

【共通体験を切望】

幸運なことに今まで世界中で培ってきた人脈が活きてきて、Zoomで顔を見ながら、声を聞きながら話せば、インターネットから得られたデータがより鮮明に理解できます。
やはりその場所に行って、直接会って、同じものを見ながら、同じものを食べながら、コミュニケーションを取るという経験は、お互いに共通の考え方の土台みたいなものを作ることになり、そこに重ねるようにSNSを通じて話をすれば、距離を感じなくなるような気がします。だからこそ、もっと新しい友人と共通体験を積み上げたいと思っています。ヨーロッパについてはワクチンを２回接種している場合ほとんど自由に渡航できるようになってきています。シンガポールも９月ぐらいから一定の国のみ解禁されるという話もあります。（日本が入るかどうかは分かりませんが。）いくつか新しい国を開拓する計画です。

【世界と日本の経済状況】

現在の世界の経済状況を見ますと、いくつかの国は新型コロナから経済的に回復し、雇用の回復とインフレ傾向から金利を上げるかどうかを検討し、既にテーパリング（中央銀行の資産買入額の縮小）に入った国もあります。そういった国がインフレ傾向に悩んでいる一方で、日本はインフレの兆候はほとんど見られず、2013年4月の黒田日銀総裁のバズーカ（超金融緩和策）発射から、目指すデフレ脱却にはほど遠い感じがします。他国のインフレ対応への苦労が羨ましいぐらいです。この新型コロナ感染を戦時下とみなし、なりふり構わず対応した国とオリンピックも重なり、大胆に対応ができなかった日本との差はかなり大きくなってしまったなと感じています。

【オリンピックにインスパイアされる】

本来であれば、何試合かスタジアムで観戦していたであろうオリンピックは無観客となってしまいましたが、もし他の国が開催予定国であったとしたら、開催さえできなかったであろうという報道もあります。私も他の国での開催はまったく想像できません。自宅でテレビ観戦となってしまいましたが、日本のたくさんの選手が活躍しました。海外の選手も開催に感謝し、ほんとうに良い試合を見させてもらったと思っています。

多くの感動にインスパイアされながら、自身も次の計画を着々と進めたいと思います。

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熊田昌彦/MAC

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