前回は私の身の回りの変化についてお話をしました。
今回は社会情勢や 地政学 的な変化についてお届けします。
【地政学的変化① ロシア・ウクライナ情勢】
ロシア・ウクライナの戦争が長引きそうです。
ロシアの侵攻が弱まっているこのタイミングで、
アメリカやドイツ等から最新鋭の戦車がウクライナに送られた
という情報もあります。
しかしながら、
軍事アドバイザー
飯柴智亮氏のコメントを聞くと
「戦車が最新鋭であればあるほど使うまでの訓練が必要になる。
米軍のものであれば、ソフト・マニュアルは英語であり、
レオパルトであればドイツ語である。
米国の例では、訓練のために英語ができて
しっかりとした訓練施設があって
意思の伝達が100%で5週間かかる。」
ということです。
つまり、
より多くの時間が
かかることが予想されます。
さらに、
使えるようになったとしても
戦車を動かすということは
オーケストラが交響曲を奏でるのと同じで
組織で一糸乱れず動かさなければなりません。
戦車は数十キロ動くとメンテナンスが必要になり
米国の場合、整備を民間の会社が一緒に行います。
燃料の補給もどのぐらいのレベルで出来るのかということについて
疑問であるということです。
結果、新しい戦車の導入がすぐに情勢を好転させる
とは考えられないということです。
今後の変化に目が離せません。
【地政学的変化② 中国の動向】
さて、中国にも動きがみられます。
エネルギー・貿易で経済的な利益を得ようと
中国がロシアに近づいています。
米国がウクライナ加勢に躍起になっている間にサウジに近づき、
イランとの外交正常化も成功させています。
これは中国にとって
経済的に見れば安い石油・天然ガス等のエネルギーの確保と
さらには貿易における中国人民元による取引を拡大させ、
中国の他国に対する経済的圧力をさらに強める結果と
なるのではないかと考えます。
実際に、中国はホンジュラスと国交を結び
ホンジュラスは台湾と断交する
ということが起こっています。
この中国の動きは長期的な視野で見て、
日本にとって大きな脅威であると感じています。
【地政学的変化③ 北朝鮮の動向】
昨日朝、日本海に向けて中距離以上の弾道ミサイルが発射されました。
まだ分析が進められている最中で
情報が少ないですが、
懸念を抱いています。
【地政学的変化が与えるインパクト】
地政学的な変化は金融経済へもインパクトを与え
我々個人への影響も少なからずあります。
これは歴史本を開けば、一目瞭然です。
ただ、実際に何が起こるかは誰にも変わりません。
今できることは予想できるリスクに備えて対策をとることです。
いかがでしょうか。
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