一昨日まで二週間、日本に滞在しておりました。
仕事をしながら飛び回り、土日は娘と色々なところを歩きました。
ふらっと入った焼き鳥屋さん
滞在中の夜にふらっと入った焼き鳥屋さんがありました。
まず、美味しすぎる。
次に、安すぎる。
さらに、
最高の焼き鳥
初めにオーダーをした刺身
豚バラ、茶碗蒸し、お酒
店の雰囲気
接客
どれをとってもシンガポールには無いのです。
あったとしても、一人5万円ぐらいかと。
ここで最近は、為替レートを考える上で『購買力平価』というのが考えられます。
購買力平価
購買力平価とは、
『為替相場は、短期的に様々な要因で振れることがあっても、
長期的には二国間の財・サービスの価格が均衡する水準に収束するという理論』
のことです。
引用/参照:購買力平価 | 公益財団法人 国際通貨研究所 (iima.or.jp)
例えば、2022年11月現在。
NYCのビッグマックが日本の2倍。
Amazon Primeが5倍。
ラーメンが4倍。
私が訪問した焼き鳥屋で比較したら5倍位でしょうか。
<安い国日本について>
二つ、考えました
➊ 日本は何故、これほど安い国になってしまったのか?
➋ 投資対象として日本はベストかもしれない。
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➊ 日本は何故、これほど安い国になってしまったのか?
コロンビア大学伊藤隆敏教授は、終身雇用制度が原因の一つだとおっしゃっています。
言葉をかみ砕いてご説明します。
日本の40−50代は給料以上の生産性がありません。若いうちは安い給料で働いて、最後に給料が上がり退職金という形で多くをもらう仕組みが問題だという事です。50代の人は最後の大きな金額をもらうために守りに入っているので変革を求めない。よって生産性が上がらず、日本の財政危機は先送りされるだけになっています。しかし、もっと若い人に早いうちに分配(給与)が支払われ、それによって人材が流動化し、変革が起こればどうなるでしょうか。次第に生産性向上、給与増額、消費者物価指数上昇がやってきます。
「安すぎる日本」と言われているのは、生産性・為替・高齢化等の様々な要因が重なってのことと考えられます。それでも現状は異常であります。
➋ 投資対象として日本はベストかもしれない。
現在のように「安すぎる日本」であるのであれば、
日本は投資対象としてベストではないでしょうか。
さらに、外国人が起業する場所としても最高と考えます。
投資…既に東京の不動産は外国からの買需要が急増しています。
起業…銀行の仕組みが整備されていて、ビジネススタンダードが確立されています。
私の想い
日本のバブルの絶頂期、「皇居の地価がカリフォルニア州と同じで、東京の不動産を担保にすればアメリカ全土が買える。」と言われました。
実際のところ、そんなことがあるはずがありません。
そして現在、冷静に考えて、常識的に考えてこれほど「安すぎる日本」であるはずがない、というのが私の感覚です。
もっと元気な日本と日本人を増やしていきたいです。
熊田 昌彦
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