海外不動産【投資ブログ】

きっかけ

今回のトピックは【海外不動産】投資

キッカケ STEP1:エルサルバドルで決めたこと

きっかけは、学生の頃まで遡ります。中南米に1ヶ月ほど行きました。途中、内乱状態で非常に危険だったエルサルバドルも訪れました。とにかく一刻も早く国を通過したいと思いました。ホンジュラスから入国し、毎日バスに乗ってガテマラに向かいました。

バスがバス停で止まる度に降りて、ボディチェックされるのです。バスに再度乗り込むと、子供達が5~10人乗ってきます。子供達の目的は、唯一の外国人である私でした。「ワンダラー、ワンダラー」と私に手を出してきます。1ドル位いいかと頭をよぎりましたが。だけれども、思い留まりました。

1ドルの効果を考える

私がここでこの子達一人ひとりに1ドルを渡したらどうなるか。
何の対価もなく1ドルをあげることが本当にこの子達のためになるか。
労せず1ドルを手にいれた子供達は、さらに施しを求めることになるでしょう。

将来、日本で生まれたぐらいの勉強と仕事のチャンスの場を提供する。
そんなことを私は決め、ガテマラへのバスの旅を続けました。

キッカケ STEP2:フィリピンのマニラにインターネットカフェを開業

バックパッカーの旅に明け暮れた学生時代。大学を卒業後、証券会社に入社しました。多くを学び、その後は起業しました。海外での起業や投資、プライベートンク、プライベートエクイティを支援する会社です。 

投資額、100万円以下

一度、フィリピンのマニラにインターネットカフェを開いたことがあります。100万円以下の投資です。部屋をレンタルし、15台の中古のパソコンを設置。コーヒーとジュースを出すだけのものでしたが、意外にも大ヒット。運営は、現地で職を求める若者や学生です。最終的に、バイトの学生達にそのビジネスを譲与しました。彼らが大学卒業するまでは上手くいったと聞いています。今もあのネットカフェあるのかな。

当時のマニラの風景を今でも鮮明に覚えています。マニラホテルの前は銃を持った警備員がいました。路上に集まっている現地の方がこっちを見る目が怖かったです。一般的なレストランの窓側に座っていると、窓の外から食べ物をくれと子供が手を出してきました。

本ブログは自身の経験をリアルに書いています。より具体的な話が聞きたいという方は、右をクリック下さい。
※契約成立前のご相談は無料です。

前置きが長くなりましたが、本題です!

いざ、海外の動産投資を開始

あれから15年後のマニラに衝撃

インターネットカフェ事業を手渡してから、15年後経っていたでしょうか。フィリピンで不動産を紹介している友人の案内で再度行くことになりました。変化を確かめるため、前回と同様にマニラホテル宿泊を依頼しました。再び訪れて、驚きました。ホテルの前は公園が広がっていました。現地の方々が健康のためにジョギングをしている。私の独断と偏見で、全く想像していない光景を目の当たりにしました。

ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)の物件

衝撃を受けた後、様々な物件周りに出かけました。その中でも特に印象に残ったエリアがありました。ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)です。 少し高台になっている軍の駐屯地を近未来都市として開発した地域です。高台になっているという点が安全性を高めることになり、世界のトップの金融機関が来るという話を聞きました。高台になっている面積は変わらないのだから、将来価値が上がるのではないかと予想しました。昔と今のフィリピン・マニラのギャップを受けた直後の物件見学。

将来、ここがシンガポールのようになるのでは

直感が頭をよぎりました。

BGC 不動産投資

フィリピン・マニラのボニファシオ・グローバルシティ(BGC)物件
       v.s.  マレーシア・クアラルンプールのフィーシーズンズ 物件

ちょうど、その一週間前にマレーシア・クアラルンプールでフォーシーズンズの2ベッドルーム(2LKD)の物件見学をしていました。同じ広さで確か40%程、高かったのです。
結果として、ボニファシオの物件に決めました。パスポートを持ってきていたので、その場で契約してしまいました。

購入後の話


完成予定日過ぎてしまったが・・

現在、上記の投資に不満はありません。しかし、購入当初は色々ありました。いわゆる、プレビルドという物件でした。物件を何回かに分けて売り出し、資金調達をしながら完成させる方法です。いつになっても完成しない問題が浮上しました。完成予定日から、何年も経ってから完成したのです。投資したことさえ、忘れてました。もちろん、その数年間は賃貸に回すこともできず、収益ゼロ。プレビルド物件は建てばラッキーくらいのつもりで待っていた方がいいと心得ました。日本のように工期が守られ、計画が進むのは東南アジアでは稀ではないでしょうか。世界の他のエリアはどうだろうか。

不動産屋とのアポ予定時間から2時間半以上経ってやっと・・

インドネシア・バリの不動産投資の際にも頭抱える出来事が起きました。ローカルの不動産屋と現地で待ち合わせをしていました。なかなか現れないので、電話すると「遅れて申し訳ない。あと15分で着きます。」とのこと。30分前後の遅刻は仕方ないとその時は思いました。ただ、待てど来ない。ずっと待ちました。

実際のところ、現れたのは電話確認をしてから2時間半後でした。インドネシアは渋滞が酷いことは知っていました。しかし、どんなに渋滞しても15分が2時間半にはならないだろう。苦笑する他ありませんでした。まあ、怒っても仕方ない。彼との挨拶はほどほどに、見学を進めてもらいました。

熊田が考える海外(新興国)の不動産に投資する際のポイント

「現地の中レベルの物件を買って、6人ぐらいでシェアをすると利回りが上がる」

海外投資おすすめ本にこんな情報を目にしたことがあります。
しかし、実際のところ、入居・退居・メンテナンス等を考えると気が遠くなるような大変さがあります。しかし、私の上記の苦い経験のように、時間に対する考え方や文化の違いによりコミュニケーションで苦戦が想像されるケースもあります。

「日本人駐在員が在住する地域にある、高レベルのコンドに投資」

これが私の海外不動産投資に対する考え方です。自分が住んでも良いと思う不動産だと、入居者心理が掴めます。また、どうすれば住んでもらえるだろうか想像がしやすいです。有名な会社のエグゼクティブが扱う物件の場合、賃料の支払いや入居・退居時の対応安心できます。グローバルスタンダードを理解している不動産屋だと、スムーズに行くケースが多いです。

ファンドや金融機関と組んで50億円、100億円、またそれ以上の不動産投資プロジェクトを行う場合もでてくるかと思います。個人の不動産投資の仕方とは考え方もやり方も違ってきます。こちらも機会をみつけてブログに書いてみます。

最後に

世界(新興国)のあちこちの物件を見てきて、実際に投資をして感じたことを本ブログでまとめてみました。地域としては新興国と狭いですし、一投資家という立場からの私見も入っております。

海外不動産に精通されている方や世界の他の地域に投資をされている方が読んでおられたら、是非ご感想をお聞かせ下さい。

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