80年後　～2021年6月記載【ブログ】

日本の人口が5,000万人を切る！？

「西暦2100年になると日本の人口が5000万人を切るというのを知ってますか？」

知識としてあったとしても考えたことないですよね。最近家の自分の部屋にいることが多くてなんとなく想像していました。

2100年
間違いなく自分はそこに存在しない。
自分の娘たちは生きている可能性が少しはあるかもしれない。

現在の日本の人口1億2500万人が5000万人になる
現在の半分以下ということです。

東京をイメージしたら街中も歩きやすくなるかなとも考えますが、
人口が減っている田舎はどんな風になってしまうのだろうか？
ゴーストタウンになってしまうのか？

しかもそのような状況は超高齢化社会になっているはず。

経済はどうなるのだろうか？
今ままで蓄積された富は
少数の人間で分けられるのでみんなお金持ちになるのだろうか？
だけどお金がたくさんあるので超インフレが起こるのだろうか？

買う人が減っていく経済で
今まで作り上げられた製造設備はどうなってしまうのか？
その時TOYOTAは車を作っているのかな？
製造者が減り、買い手も減るのでそれでバランスが取れるのだろうか？

学校とか病院とかの建物は
半分ぐらいにとりこわされるのだろうか？

人間が想像できることは必ず実現する

「人間が想像できることは必ず実現する。」by Jules Gabriel Verne
という言葉があります。

本来もっとポジティブな想像をするものだと思いますが、
一生懸命想像してみました。

2100年、人口減少の著しい日本
世界中からたくさんの人が移住してきて
いろんな人種、民族が一緒に暮らす世界になっているのではないでしょうか。

日本はまさに世界に日本居住の扉を開こうとしている時に新型コロナが発生しました。その時点で海外からの旅行者は相当に増加し、東京オリンピックに向けて様々な準備がなされているタイミングでした。

この意味について勘違いしてはいけないのが、日本政府が一生懸命旅行者の誘致をしたからたくさんの人が訪れていたのではなく、その時点で日本は世界から見て安くてコストパフォーマンスの良い旅行地だったということです。

GDPの推移を見ると1990年（約30年前）と比べて
日本：1.2倍
中国：47倍
アメリカ：3.6倍
シンガポール：7.1倍
です。

つまり日本はほとんど変わっていないのに、周りの国は何倍も豊かになっているということです。そして日本の物価は安い！だから日本に買い物に来るんです。
中国からも、シンガポールからもフィリピンやタイからもたくさんの人が旅行に来ていました。日本に行くことが高価な旅行であれば、いくら日本政府が誘致運動をしても簡単に旅行に行けるものではないですよね。昔、日本人がハワイに行くのが夢だったようなものです。

その物価が安く手頃な価格で良質な住宅が手に入り、四季のきれいな日本という条件に労働人口を求める日本政府の力が加わればあっという間に海外からの移民が増えるのではないでしょうか。

奇しくも世界中で起こった新型コロナウイルスにより、人は家で仕事をすることが当たり前になってきています。その良し悪しの議論は別として、自宅から仕事をして、ミーティングもZoomで効率よく行うことができます。そして余った時間にはオンラインで株式取引したり、子供はゲームを楽しんできます。買い物もアマゾンで毎日のように何か届く。

ずっと家にいる生活になるとは思いません。なぜなら自分自身めちゃめちゃ外に出たい。外で何か新しい・面白いことに出会いたいと思っているので。
しかし、働く場所よりも暮らす場所が重要になってくるのは間違いありません。

世界がインターネットで繋がり同時に情報を共有する現在、一度情報がオープンになれば、それが浸透するまで何年もかかる時代ではありません。日本政府が一定の制度を作り、一声呼びかけたら、あっという間に情報が共有され、あっという間に世界中から人々が来ることになるでしょう。

私は小学生の頃、外国人を見るのが珍しくて
本物の外国人が歩いているのを見ると
まじまじと見てしまいました。

外国人とのハーフの子というのもほとんど見ることはなかった。
今では、外国人（自分が外国人か？笑）に囲まれて生活していて
テレビを観るとハーフのタレントさんがたくさん出ています。

2100年、日本ではいろんな人種・民族の人がいて
何語が公用語になっているのかなと考えてしまいます。

そして人口減少もブレーキがかかり
1億2500万と5000万の中間ぐらいになるのかなと想像しています。

人口減少の現状を把握すること

私の勝手な想像が当たるかどうかは分かりません。しかし、このままいけば日本の人口が80年後に5000万人になってしまうことは間違いありません。勝手に人口は変化していくのです。１億2500万人の世界と5000万人の世界、同じ訳がありません。この現実だけは把握しておかなければいけません。

熊田昌彦/MAC

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