シンガポール・オフィスにて
ここ数週間ブルガリア人のビジネスパートナーと同行しておりました。
博多(日本 福岡県)のもつ鍋屋さんに連れて行ったら
ほぼ店がいっぱいで
「次予約が入っていて、1時間15分ぐらいでよければすぐ入れますが?」
ということだったのでどうしようかなと思ったのですが、
ま、その後バーにでも連れて行ってあげようと思い
「それでいいです。」ということで入りました。
トントンと二階に上がっていくと
畳にテーブルの典型的な日本風料理屋って感じです。
ブルガリア人が後ろに寄り掛かれるように
奥に座らせてあげたのですが
彼はあぐらがかけない。
右脚を曲げて、左脚は伸ばしたまま食事となりました。
もつ鍋は最高うまいと大好評で食事をしたのですが、
15分もすると、
どうやら彼は足がしびれてきたらしく
苦悶の表情を浮かべるようになってきました。
ウーーーン、good!
みたいな苦悶の声と美味しいを足したワードで一生懸命
笑顔を作ろうとしています。
こりゃあまり長居しても大変かなと思い
お会計。。
やっとのことで靴を履き
二階から一階に降りようと私が先に階段を一歩踏み出したとたん
ガクっと後ろから人が寄りかかってきて
危うく私が突き落とされそうになりました。
なんとか下まで降りる事が出来て、締めて45分。
1時間15分どころか、45分で完了でした。(笑)
ー ー ー ー ー
ところであなたはブルガリア行ったことありますか?
私はヨーグルトと琴欧洲ぐらいしか思い浮かばなかったのですが、
ヨーグルトは食べたら、味は同じですね。(あたりまえか。。)
首都:ソフィア
人口:750万人
通貨:レフ
一人当たりGDP :12000ドル
特徴的なのは、
ブルガリアにおけるビジネスの総額が3兆5000億円ぐらいであるのに対し、
不動産の総額が18兆円という事でビジネス総額の5倍ぐらいになっています。
もともと共産主義の時代に国民に不動産(家等)を供与したという事で、
人口の85%が不動産を保有しているという状況のようです。
しかも3つぐらいの不動産を保有している人も珍しくないという事です。
1989年に共産主義が終了し、2007年にEUに参加しております。
この辺りから資本主義がスタートしたという歴史なのですが
まだまだ資本金を用意してビジネスをスタートさせるという動きは、
例えば、日本と比べてまだまだのように思います。
首都のソフィアには二本の地下鉄があるのですが、
その一つの車両を占領する広告を2週間載せるのに
たった1000ユーロしかかからないということです。
何か商売して広告して儲けようという動きがまだまだ少ないということです。
現在、ブルガリアの中の上レベルの学校に通う生徒の約半分は大学を海外で卒業するそうです。
そしてブルガリア国内では産業らしい産業が無いので
海外で働く場合が多いということです。
しかし、これから彼らが様々な知識と経験をブルガリアに持って帰る時、
成長の速度は加速するのではないかと思います。
※ ビジネスパートナーいわく、ブルガリアは何でもみんな同じで代わり映えしない。
ちょっと変わったレストラン(イタリア人がやってるイタリアンレストラン)とかできると
ものすごい人気になる。
ブルガリアで自分が料理をするレストランなんてありえないので、
焼肉屋をやったら人気が出そうだと言ってオープンに向けてえらい乗り気でした。
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