ヘッジファンド【投資ブログ】

ヘッジファンド

10種類の投資商品カテゴリーのうち、まずは私が一番注力してきたヘッジファンドについて書こうと思います。

  1. ヘッジファンド
  2. プライベート・エクイティ
  3. 株式
  4. 債券
  5. プライベート・バンク
  6. コモディティ
  7. 仮想通貨
  8. 不動産
  9. 保険
  10. 節税

ヘッジファンドは私が実際に海外の金融商品をアドバイスに加えることができた最初のものです。外資系の証券会社で働いていた時、あるオフショアのヘッジファンド会社が私が働いていた証券会社で販売してみないかということでオファーがあったものです。セールスヘッドであった私はその抜群のパフォーマンスを見て是非うちで扱ってみたいと考えました。他の証券会社との差別化にもなると考えました。

そしてやる方向で進めていったのですが、オフショアの商品を証券会社で扱うことが非常に複雑でコスト面等を検討しているうちに時間が経っていきました。そうこうしているうちに自分が会社を辞めて独立をすることを決心しました。これによってこの話は無くなったのですが、自分が会社を設立してまもなく、当時のヘッジファンド会社の担当者から連絡があって、お客さんを紹介してくれないかということでした。

外資の時にとても複雑で苦労していたので、できないよとお断りしたのですが、あくまでも紹介だけで、取引はファンド会社がやるということでできるということでした。(現在ではこの形もレギュレーション上の問題があるかもしれません。)これによって、私はオフショアビジネスに入ることになったという訳です。

では具体的にオフショアのヘッジファンドとはどういうものか?

興味のある方はお問い合わせ下さい。私自身アドバイスをいたします。実行段階では適切なアドバイザーのご紹介をさせて頂きます。                    メール/ZOOM相談➡

オフショアのヘッジファンドの代表、ートレンドフォロー型

代表的なものとして、トレンドフォロー型があげられると思います。簡単に説明をするとマーケットの方向性(トレンド)を見極めて、上がると判断すれば買い、次の下げトレンドが出たところで売る。そして、マーケットが下がると判断をすれば、売りから入り、次に上昇トレンドに変わったと判断したところで買い戻すという仕組みです。そしてこの取引はコンピュータに全てプログラミングされていて、人間の頭脳、勘といったものは使わないというところに特徴があります。

実際に、初めてイギリス、ロンドンのファンド会社に招待された時は驚きました。

体育館のような広い部屋が三つに区切られていて、ヨーロッパ、アメリカ、アジアのマーケット全てに対応し、担当のグループがその地域の時間帯に合わせて出社するということでした。

当時はコンピュータプログラムから出てくる取引指示を人間が電話でオーダー・約定をするという仕組みでした。そして取引が成立するごとにピストル音が鳴るように設定されていて、そのトレーディングルームの雰囲気に圧倒されました。もちろん今ではオーダー、約定まで全てコンピュータになっていますので、トレーディングルームはとても静かな雰囲気です。

取引にはフューチャー(先物)を使い、株式インデックス、為替、コモディティ等を対象とします。売りからも入ることができるので、株式市場が下落局面であっても利益を上げることができます。結果的にリーマンショック時のパフォーマンスも良い結果となっています。

つまり、運用資産を買うことによってのみ運用するファンドはマーケット全体が下がる局面では利益を上げることが困難になりますが、このトレンドフォロー型のヘッジファンドをポートフォリオの一部に組み入れることによって、パフォーマンスの安定性をもたらすことができる訳です。アルゴリズムによる運用が増加してきている中でこのトレンドフォロー型の運用手法は代表的なものになってきています。

熊田昌彦 Masahiko KUMADA  (MAC)
million mile consulting
Managing Director

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