千葉の家から、
先日、京都に行ってきました。
昔、修学旅行では行きましたが、
あとは仕事で何度か行ったことがあるぐらいでしたので
ほとんど新しい場所に行くといった感じでした。
京都は日本の観光地としては別格ですね。
世界文化遺産レベルの神社やお寺がいくつもあり、
木造の伝統的な建物が立ち並んでいる様子は、
ヨーロッパの古いお城の周りに
石の建物が立ち並んでいる様子と似てるなと思いました。
神社に行くと、あの特有の歩きにくい砂利道を
暑い!暑い!と言いながら歩きましたが、
これもヨーロッパの石畳の道路を
歩きにくいなと思いながら歩く感じと似ているなと思いました。
普通に着物を着ている人がいて、
カップルが浴衣を着て鴨川沿いを散歩していたりして
独特の雰囲気がありますね。
観光は一日だけでしたが、外国人の多さにびっくりです。
夜、先斗町(ぽんとちょう)で食事をすると、
あの狭い通りをたくさんの外国人が興味深そうに楽しんでいて、
観光の人だけでみると
80%ぐらい外国人じゃないかなと思うぐらいです。
食事後にバーに行ってカウンターに座りましたが、
私たち以外、全員外国人でした。
それと思ったのが、ヨーロッパ・アメリカ系の人が多いということです。
フランス語も結構聞きました。
タクシーの運転手さんが説明してくれたのですが、
このぐらいの状況になったのは、ここ4・5年のことだそうです。
豪華客船のクイーン・エリザベス号が大阪の南港に着くと
すかさず新幹線で京都に来る人が多いらしいです。
そして、帰りはタクシーで大阪まで帰る人もいて良い仕事になると言ってました。
また、バーに来ている中国系の人は香港人か台湾人だそうです。
というのは、上海等の中国本土から来る中国人はグループのパック旅行で来る人が多いので、
ポイント、ポイントで集合場所があって、
ダーーッと観光して、ダーーッと買い物して、ダーーッと移動するということでした。
タクシーの運転手さんが言うには、
「でも昔は先斗町というのはもうちょっと薄暗い感じで、
わけありの男と女が歩くようなところだったんだよ。」ということで、
変わってしまったということをしみじみ言ってました。
観光地の世界共通化は先斗町だけではありません。
タイのバンコクのパッポン・タニアといったあやしい歓楽街も
今や完全に観光地化してしまっています。
これだけインターネットに何でも情報がある時代ですから、
世界中の人が同時に面白い情報を得て、
世界中の人が同じところに集まるというのは当たり前の現象になりました。
面白い文化に触れようという意識は世界の文化を均一化することがあって、
世界中どこに行っても日本のラーメンが食べられて、
どこでもかなりのレベルの日本食が食べられるのも
世界文化の均一化の一つかなと思っています。
ちなみに最近は日本の餃子(ギョーザ)がパワフルに世界に出て行ってます!
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