皆様、お元気でしょうか。今回は、ベトナムを訪問してきましたのでご報告致します。
私も仕事柄いろいろな国に行きますが、久しぶりにカルチャーショックというか、興奮しました!めったに写真撮影とかしないのですが、今回は写真をパチパチとってしまいました。道路にでますと、川の流れのようにバイクが流れてきます。信号もあまりありません。横断するにも流れが止まるのを待っても無理なので意を決して横断するのですが、一緒に行ったビジネスパートナーの方に「走ってはダメ!」「立ち止まってはダメ!」と言われて気合で渡っていたような感じです。二日目ぐらいからコツをつかんできたのですが、向かってくるバイクに斜めに向かって横断するようにするとうまく横断できました。そして、次に驚いたのが、日本円をベトナムドンに両替したときです。なんと最高高額紙幣が50万ドンでした。最初受け取った時、数百万ドンになり一体どんな計算をすれば良いのか??急にRichな気分になりました。ちなみにベトナムで普通より少し上級ぐらいの店でランチをとると1メニュー50,000ドンとか書いてあります。これはベトナムのドン安政策によるところが大きいようですが、日本でランチに行ったらカレーライスが50,000円だったら大変ですね。しかし、最近の円安や国の借金額の公表を見ると、一概にあり得ないこととは思えませんでした。7月4日時点でホテルでの交換レートですが、\1=129.71ドン、$1=16,106ドンとなっておりました。つまり50,000ドンのメニューは、約385円ということです。タクシーの初乗りは16,000ドンでしたので約123円ということです。これは、私の個人的な感覚ですが、普通の物価は、日本の1/3~1/5ぐらいだと思います。もちろん高い物(例えば、ブランド品)は日本と変わりありませんし、安いものはびっくりするほど安いというのが私の感想です。それと、恥ずかしながら現地に行ってから知ったのですが、USDが普通に使えます。ドンとUSD、どちらでも払える訳です。両替した後でUSDキャッシュを持ってこれば良かったと後悔しましたが、少々あまらせてしまい日本に持ち帰ってきたドンキャッシュも将来値上がりする可能性もあるなと思いそのままにしてあります。
さて、ベトナムの経済状況ですが、成長率が高いのは、皆さんもご存知のことと思います。 7月9日の日本経済新聞によると今年上期GDP伸び率が、前年同月比+7.9%となっております。なによりも19歳以下が人口の半分以上を占めるという若さあふれる労働力と勤勉な国民性から、中国、インドに次いで高成長が期待できるのではないでしょうか。特にこういった発展途上国が成長していく過程で、お金持ちになる人の大部分が不動産により資産を作っていたという過去のパターンを考えると、不動産投資は相当な魅力ではないでしょうか。実際不動産ビジネスをやっている方と話しても「需要はいくらでもある。しかし、供給が限られている。」ということでした。実際には、外国人がベトナムで不動産を保有することは許されておらず、投資するのであれば、本当に信頼できるベトナムのパートナーを見つけなければならないということと、良い、悪いは別として、いわゆる『袖の下』と言われる、賄賂が必ず付きまとうので潔白好きな日本人で投資している方はあまり多くないと言われました。その反面そういった慣習に理解を示す国の投資家達はこの市場に入り、大儲けしているということです。
私が考える日本人向けの投資としては、ベトナムに特化したファンドを買う、もしくは、ベトナムの株式は外国人に対する保有制限はありますが、投資は可能なのでシステム化された株式市場で投資するのが、現実路線といった気がします。実際に証券口座を開設する場合、株式トレーディング口座と株式トレーディング専用の銀行口座を開設し、入金する場合も、逆にお金を戻す場合も専用銀行口座で行うことになりますので日本人にとっても安心度は高いのではないかと思います。
直接ベトナム投資に関してアドバイスすることはできませんが、今後皆様の研究分野の一つ、もしくは趣味の旅行等で検討される価値は間違いなくあるのではないかと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
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