コロナ後のヨーロッパ【ブログ】

ヨーロッパへビジネス出張(2022年2月下旬~3月上旬)

ヨーロッパのブルガリア・スイス出張を終えて、日本に帰ってきました。

ブルガリアに着いた途端、ウクライナ-ロシア戦争が始まりました。他、雪のため飛行機の乗り継ぎに遅れました。カバンが空港に届かなかったハプニングもありました。いろんな事があって、心に刺激を受けてそのハプニングが楽しかったです。気持ちも上がってくるのが分かります。

この2年間いつも家にいて同じ生活を繰り返していました。もちろん、それはそれで問題はありませんでした。ある意味なんのリスクも感じず時間は進んでいきました。しかし、私の脳みそはもっと刺激を持つことを求めているのではないかと思います。

たまたま、この旅の間に『スマホ脳』という本を読みました。

 

『スマホ脳』

『人間は人間として形作られた時ぐらいから常に食料を求め色々なところに行き、ライオンに食われないように常に警戒します。そして、通常150人ぐらいの集団で生活し、その中で生きていくためにコミュニケーションを活発にとってきた。』

そういったことが人間のDNAに埋めこられており、本来人間が求めるものであるということです。まさにこのことを実感した気がします。コロナが強制的に人間の求める刺激のない世界に長い間閉じ込めてしまったように思います。

 

ヨーロッパでは完全にアフターコロナ

現在、ヨーロッパでは完全にアフターコロナという感じです。まず、コロナなんて何も気にしていません。マスクしていたら恥ずかしいくらいです。また、ヨーロッパ内の飛行機は満席です(機内はマスク必要ですが)。風邪と同じです。

そして、経済は動いています。
今回の出張でいくつかの金融機関に訪問しました。普通にミーティングを行い、まずコロナの話題からということもありません。いつものようにマーケットの話をしてビジネスの話をします。「今後どうなる?」「今後どうする?」という未来志向の話がほとんどです。

ロシアのウクライナ侵攻に対する各国、個人の反応

ロシア‐ウクライナの戦争についてはどうか。
スイスではもちろん、より近いブルガリアでも話題には出ます。ただ、実際には冷静にまさに第三国として見ているという感じが印象的でした。ブルガリアはEUの決まりのようで、2万人の難民受け入れを表明しています。私のビジネスパートナーも不動産(居住用住宅)を提供する計画です。

もちろん主権国家であるウクライナに侵攻したロシアが避難されるべきと考えます。しかし、他のヨーロッパの国々やアメリカの思惑も絡んでどの国も自国の利益のために動いています。どんな専門家でも正確に決着の仕方を読める人はいないでしょう。

ロシア人が多く所有する別荘地(スキーリゾート)に連れて行ってもらいましたが、朝食のテーブルでロシア人がシャンペンで乾杯している光景がありました。スマホを囲みながら話をしている姿を見ながら不快を感じながらもこれが現実という感じでした。

SNS戦争

今までの戦争と様子が違うのは、SNSのおかげで世界の人々が実況中継のように情報が取れるということです。その中には戦略的に発信されたものもあります。友人に直接コンタクトを取って状況を伺うこともできます。

このSNSの情報によってウクライナは地上戦のほとんどを把握してます。それによってロシアの侵攻が遅れているという話も聞きました。しかし、空からの攻撃の可能性が高くなるということも考えられます。さらに、この戦争に対する非難や意見ははロシア国内を含む世界からSNSを通して発信することが可能であります。

それの多くがロシアにもウクライナにも届いているということです。

こういった声が停戦交渉に影響を与えて、結果的に早期に停戦となることを願いたいものです。

熊田 昌彦


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Youtube動画も合わせてご覧ください。

【2022年春ブルガリア・スイス出張】報告動画④
-スイスのプライベートバンク訪問-

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