日に日に寒さが厳しくなってきておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、10月24日(木)の日本経済新聞に記事を元に、海外へのお金の流れについて述べてみたいと思います。
二枚目の新聞記事の通り6月末時点で個人の外貨建て資産残高は過去最高の 13兆7000億円となっているということです。 要因としては、国内の超低金利、株価低迷の長期化ということであげられておりますが、 さらに日本の金融機関への信頼の欠如、日本の財政についての信頼の欠如といったこともあげられるのではないでしょうか。
また、13兆7000億円という金額についてですが、日本の個人金融資産1400兆円から見ると外貨資産の割合はたった1%にも満たないということです。逆に考えるとたった1%の14兆円が海外に動くだけで外貨資産は現在の約2倍になってしまうということです。しかも、1400兆のの資産は日本国民全員が平均的に同金額持っているものではなく一部の人が大部分を持っていると考えられます。ということはこの一部の人がお金を動かし始めた場合、大きなお金が一気に動く可能性があるということです。
今のところ為替については平穏なマーケットの様相を呈しておりますが、いつ何時激変するか分かりません。そういった可能性がある環境でありますので、外貨資産もポートフォリオの一部に考えるべき時ではなかろうかと考えております。
熊田昌彦/MAC
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