人は肉体の痛みと精神の痛みは同じと感じて、そのように反応してしまうらしい。
ここで二つのことが言える
一つは、何か精神的な悩みがあって苦しいと感じている時に、肉体的な痛みを止める鎮痛剤を服用すればその精神的な苦しさは無くなってしまうという仮説が立てられる。もちろんそんなことはやるべきではないが。
二つ目は、精神的な痛みに対する耐性は鍛えられるということである。学生の時に部活で死ぬほど走らされて、その時は本当にきつい、止めたいと思った。現在ではそんなトレーニングのやり方は良しとされないし効果的ではないと考えられている。しかし自分自身が考えるに、このきつい部活のおかげで肉体的な苦しさに耐えながら、精神的な痛みに対する耐性が鍛えられたのかなと思う。人は社会で独立して生活していけば、精神的に苦しいことなんて毎日のように起こる。会社の経営者であった場合、ストレスのかかる決断を毎日のようにしなければならない。
そんな時、鬼の増子(サッカー部の顧問)に走らされてアゴが上がりながら空をみていた時と比べれば 「どってことないな。」と思っている。
劣等感には他人との比較における劣等感と自分の中での劣等感がある。
毎日のように世界中の成功者・お金持ちが、自分の家や車をひけらかすSNSをアップしてくる。その成功者が自分より若かったり、同年代だったりすると、劣等感のようなものを感じることがある。この場合、その人を羨んで、最終的に妬んだりしてしまったら、その人と比較をして自分の不遇をアピールすることになり何の行動も起こせず、進歩もない。
でも自分自身の中に劣等感を持つことによって、自分自身を前進させる推進力になる。
やり方はこうだ。
自分のなりたいイメージを思い浮かべる。そしてそのなりたいイメージの自分は今の自分より輝かしい自分であるはずなので、そのなりたい自分に対して劣等感を抱く。そしてこのなりたい自分になるために目標を立てる。そしてそれをクリアするために全力で努力するというやり方である。劣等感をポジティブな自分を作り上げる推進力にするのだ。
熊田昌彦/MAC
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